2008年9月20日(土)、法政大学ボアソナードタワー26階の大変景色のいい部屋で第19回目になる「NO!寝たきりデー2008」が大勢の参加が行われました。
午前中は、厚生労働省老健局老人保険課の重元博道さんから、「平成21年度介護報酬改定に向けて」と、介護保険・事業者の現状、これからの高齢者像、介護報酬改定に向けた課題、そして今後のスケジュールについての話がありました。それらについて、提供された資料に基づいてここに抜粋してみます。
≪介護保険の現状≫
○要介護認定を受けた数
平成12年4月 218万人 平成19年11月末 451人
○介護保険の総費用
平成12年 3.6兆円 平成20年度 7.4兆円
○1号保険料
第1期(平成12年~14年度) 2,911円
第2期(平成15年~17年度) 3,293円(+13%)
第3期(平成18年~20年度) 4,090円(+24%)
《これからの高齢者像》
○認知症高齢者の増加・・・要介護者の1/2は認知症
(将来推計)
2002年 228万人
2010年 319万人
2030年 545万人
2045年 586万人
○高齢者の世帯携帯の将来推計
2005年 一般世帯4904万 高齢単独世帯386万 高齢夫婦470万
2015年 一般世帯5014万 高齢単独世帯566万 高齢夫婦614万
2025年 一般世帯4964万 高齢単独世帯680万 高齢夫婦609万
○今後急速に高齢化が進む都市部
1位 埼玉県 116万人(2005)→179万人(2015) +55%
2位 千葉県 106万人(2005)→160万人(2015) +50%
3位 神奈川県 149万人(2005)→218万人(2015) +47%
7位 東京 233万人(2005)→316万人(2015) +36%
○今後の看取りの場所の推計
2030年 自宅 約20万人
介護施設 約9万人
医療機関 約89万人
その他 約47万人
○介護事業者の現状
介護老人福祉施設は、サービス受給者も事業者も逓増傾向
訪問介護は受給者は2005年11月をピークを減少
訪問介護事業者は2006年末まで増加、それ以降減少し始めている
≪介護報酬改定に向けた今後のスケジュール≫
2008年秋以降 詳細調査の結果取りまとめ
介護給付分科会で介護報酬改定の議論開始
2009年1月下旬 介護報酬改定案諮問・答申
4月1日 介護報酬改定
※会場からは、介護報酬改定の答申が2月では、自治体での議論の時間が足りないという意見が出ました。また、終の住処のところで、その他の意味について質問があり、その他47万人の看取りの場所として、ケア付住宅、高齢者専用住宅など、今後高齢者の終の住処の問題が大きくなってくると感じました。改定の大きなポイントである予防介護についてのことは何もふれずに終わりました。